一般的なオフィスではビジネスフォンが使われていますが、IP電話の導入を検討しているオフィスもあるのではないでしょうか。IP電話はインターネットに接続して音声通話を行う電話です。

IP電話は通話料が安いことで知られていますが、IP電話同士であれば距離に関係なく通話料が無料で利用できるメリットがあります。しかし、現在ビジネスフォンを使っているオフィスではIP電話を導入するコストが問題になると思います。

そんなとき、IP電話関連機器を設置すれば、今使っているビジネスフォンでIP電話が利用できるようになるので初期費用が大幅に抑えられるのです。

この記事では、IP電話の特徴やメリットを簡単に説明して、おすすめのIP電話関連機器をご紹介します。

1.IP電話を導入するメリットとは?

IP電話とは?導入するメリット
IP電話はIP(Internet Protocol)ネットワークを利用した電話サービスで、インターネットに接続して通話を行います。

具体的にはIP電話は、VoIP(Voive over Internet Protcol)という通信技術が用いられた電話を指し、通話音声をデジタル化してインターネット上でやり取りすることで通話が可能になります。

IP電話には、以下のような種類があります。

  • 0AB-J型:NTTの「ひかり電話」などが該当し、一般電話と同じように市外局番の東京「03」から始まる10桁の電話番号を利用
  • 050型:スマートフォンなどで利用でき、携帯電話番号のように「050」から始まる11桁の電話番号が利用
  • アプリ型:LINEやSkypeなどの無料通話アプリもVoIP を用いたIP電話

最近よく聞く「ひかり電話」も実はIP電話の一種で、光回線を利用するIP電話が「ひかり電話」と呼ばれ、NTT以外の回線を使ったIP電話がIP電話と呼ばれています。

そのIP電話を利用する一番のメリットは通話料が安いことです。
従来のアナログ回線は「対固定電話:距離に応じて高くなり、割引が全くない場合は80円/3分(県外100km以上)」なのに対して、IP電話は「対固定電話:8円/3分」と大幅に通話料の削減が期待できます。

また、同じ回線を利用したIP電話同士の通話は、距離に関係なく通話料無料で通話時間を気にすることなく電話ができます。全国各地に支店を構えている企業では、本店と支店、支店と支店との間の電話がすべて無料で通話できるようになるのです。

このようなメリットがあることからIP電話の導入が注目されているのです。

2.ビジネスフォンがそのまま使えるおすすめIP電話関連機器紹介

IP電話は通信コストの削減に最適な電話サービスです。
しかし、現在アナログ回線でビジネスフォンを利用しているオフィスでは、IP電話の導入費用がネックになって中々導入できないオフィスもあると思います。

そこで今回ご紹介するのが、今使っているビジネスフォンがそのまま使えるIP電話関連機器です。
ビジネスフォンは通常、社内に主装置を設置してビジネスフォンを接続しますが、ご紹介する機器を設置すれば既存の主装置がそのまま利用できるようになります。

Smart Station 2000

㈱ホワイトビジネスイニシアティブ|Smart Station 2000
(出典:㈱ホワイトビジネスイニシアティブ|Smart Station 2000

販売価格:オープン価格

IP電話が利用できるビジネスフォン主装置で、今まで使っていたビジネスフォンがIPビジネスフォンとして活用できるようになります。現在の通信環境に導入することで、インターネットを使ったIPビジネスフォン網を構築できるのです。

Smart Station 2000を設置すれば最大36台の電話機が接続できるほか、外線14チャンネル対応なので、最大14台の同時通話が可能になります。

また、Smart Station 2000はビジネスフォンだけでなく、パソコンや複合機まで接続可能。さらに、2waySmartにも対応しており、AndroidスマートフォンやiPhoneも内線子機として利用できるようになります。

導入に際しては見積もり依頼が必要になるので、気になる方はホームページから問い合せてみましょう。

3.まとめ

IP電話の導入を検討しているオフィスもあるのではないでしょうか?

IP電話は通話料が安いことや、同じ回線のIP電話同士であれば、距離に関係なく通話料が無料で利用できるメリットがあります。しかし、現在ビジネスフォンを利用しているオフィスでは、どうしても導入コストが気になるものです。

そこで、「導入初期費用を抑えてIP電話を利用したい!」というオフィスにおすすめなのがIP電話関連機器です。

今回はSmart Station 2000をご紹介しましたが、最大36台の電話機が接続できるほか外線14チャンネル対応で最大14台の同時通話が可能になるので、どちらかといえば中規模オフィス向きの機器といえます。

現在ビジネスフォンを利用している中規模オフィスでは導入を検討してみてはいかがでしょうか。