現在、オフィスで利用しているビジネスフォンに留守番電話機能はあるでしょうか?
留守番電話は不在時に着信した電話に自動応答して相手のメッセージを録音する機能です。

家庭用電話機は留守電機能付きの製品は多いですが、ビジネスフォンは留守電機能が備わった機種が限られ、備わっていないビジネスフォンをお使いのオフィスは意外に多いですよね。

中には「ビジネスフォンで留守番電話機能を使いたい!」という方もいるでしょう。
そこで、お使いのビジネスフォンに「留守番電話装置」を接続することで留守番電話機能が使えるようになるのです。

この記事では、ビジネスフォンに留守番電話装置を接続するメリットと、おすすめの留守番電話装置をご紹介します。

1.ビジネスフォンに留守番電話装置を設置するメリット

ビジネスフォンに留守番電話装置を設置するメリット
留守番電話装置は、ビジネスフォンに留守電機能が備わっていないときに接続する留守番電話の専用装置です。主装置に収容している電話回線に接続して、着信したときに自動応答させます。

留守番電話装置は、外出中や営業時間外で電話に出られないとき着信があった際、事前に登録しておいたメッセージを流すほか、お客さまの用件を録音できます。

その留守番電話装置を利用する一番のメリットは、不在時や営業時間外にお客さまの用件を音声録音できることです。

営業時間外は別にして、とくに不在時にお客さまから重要な用件の電話があったとき対応できないと、ビジネスチャンスを逃してしまう可能性があります。

最近の留守番電話装置は不在時に着信があって用件が録音されると、あらかじめ登録した携帯電話や、スマートフォンを自動的に呼び出す機能が備わっています。それにより、お客さまからの重要な用件にも即座に対応でき、ビジネスチャンスを逃すことがなくなるのです。

留守番電話装置の操作もシンプルなので、誰でも簡単に設定できるのもメリットの一つです。

2.ビジネスフォンにおすすめの留守番電話装置ご紹介

ここまで留守番電話装置のメリットなどお話しましたが、どんな製品があるのか知らない方は多いのではないでしょうか。

この項では、おすすめの留守番電話装置をご紹介しますが、一番のおすすめが多機能で知られている「タカコム」の留守番電話装置です。ここからは、「タカコム」の留守番電話装置を2種類ご紹介します。

留守番電話装置 リモートホン AT-D770

㈱タカコム|リモートホン AT-D770
(出典:㈱タカコム|リモートホン AT-D770

幅15cm×縦長22cm×幅5cmのコンパクトサイズの通話録音装置ですが多機能な優れものです。

相手のメッセージはフラッシュメモリーカードに録音され、60分用:HFC-60M(標準添付)と別売りで120分用:HFC-120Mが用意されています。録音件数は最大160件(通話録音との合計)です。

録音された音声の再生は、頭出し/巻き戻し/早送り/リピート/スキップ再生/一時停止の操作がワンタッチで行えます。不在着信したときの応答メッセージは、営業時間外、昼休み中、不在時など3パターンの設定が可能で、万一停電したときも録音内容が消えることはありません。

また、前項のメリットの中でも説明しましたが、不在着信したときに用件が録音されると、あらかじめ登録した携帯電話やスマホを自動的に呼び出すことができます。

呼び出し先は最大3ヶ所まで登録でき、3ヶ所のうち1ヶ所を選択して呼び出すほか、3ヶ所を順に追っかけて呼び出すなどの設定ができます。

このように多機能な通話録音装置ですが、接続は主装置に収容されたアナログ一般回線に接続するため、別途に接続工事費が必要になります。

販売価格:リモートホン AT-D770 35,000円(税抜)
別売(フラッシュメモリーカード):120分用(HFC-120M) 34,000円

留守番電話装置 リモートホン AT-1000

㈱タカコム|リモートホン AT-1000
(出典:㈱タカコム|リモートホン AT-1000

幅13cm×縦長18.4cm×4.3cmのコンパクトサイズで、年間の「応答セット・解除」「メッセージ切替」の操作が自動コントロールできる優れものです。相手のメッセージはAT-1000ではSDカードに録音され、停電が発生したときも録音内容は消えません。

不在着信時の応答メッセージは、本体内蔵マイクで録音できるだけでなくパソコンの利用もできます。
本体には「音声合成機能」が備わっており、その都度、人がメッセージを録音せずともパソコン操作で簡単に応答メッセージが作成できます。

不在着信したときに用件が録音されると、あらかじめ登録した携帯電話やスマホなど最大3ヶ所を自動的に呼び出せるほか、NTTドコモのショートメッセージサービス(SMS)を利用して携帯電話やスマホにメッセージを送ることもできるのです。

また、AT-1000は外出先からでも録音内容で聞くことが可能で、プッシュ信号の送れる電話機で操作可能。「用件再生(リピート・バック・頭出し・スキップ)」「用件消去」などの操作が遠隔で行えます。

販売価格:リモートホン AT-1000 38,000円(税抜)

3.まとめ

留守番電話機能が備わっていないビジネスフォンをお使いのオフィスの中には「ビジネスフォンで留守番電話を使いたい!」という方もいるのではないでしょうか。

そんなとき便利なのが今回ご紹介した「通話録音装置」です。
留守番電話装置は、外出中や営業時間外に着信があったとき、事前に登録しておいたメッセージを流すほか、お客さまの用件を録音できます。

外出中などにお客さまから重要な電話があったとき対応できなければビジネスチャンスの逃してしまう可能性もあります。そんなとき留守番電話装置を接続していれば、外出先にも録音されたことを知らせてくれるので、ビジネスチャンスを逃す危険がなくなるのです。

特にSOHOなどの小規模オフィスでは、オフィスを不在する機会は多いと思いますので、ビジネスチャンスを逃さないためにも留守番電話装置の導入を検討してみてはいかがでしょうか。